アニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」第5話「欲」

今回は、アニメハイキューの感想です。
原作の展開を踏まえて書いているところがありますので、アニメ派の方はお気をつけください。

東京遠征2日目、いきなり音駒との試合からスタートです。
以前の練習試合で慣れていることもあって、日向の変人速攻にも早速対応してきます。
リエーフは持前の運動能力と体格を活かして、宣言通り変人速攻を止めて見せました。

捕まるまいと普通の速攻を増やしても、研磨には読まれておりなかなか崩せません。
リエーフはかなり自信があると見え、わざわざ日向を挑発するそぶりまで見せます。

ウシワカ、小さな巨人、さらにほぼ初心者なのに目の前に立ちふさがるリエーフ…
続々と現れる高い壁に、日向はもっともっと強くならなきゃ全然敵わないと気持ちを奮い立たせていました。
普段はビビりなのに、こういうときは本当に主人公!という感じです。

でも、その気持ちは必ずしもすべてプラスに働くとは限らないという現実を突き付けてくるのが、ハイキューという作品でもあります。
あまりにも攻める気持ちが前に出過ぎた日向は、旭さんに上がったトスを打とうとしてぶつかってしまいます。
表面上は気がはやっただけの連携ミスだったのですが、それを境にチームの空気が一変することになります。

そして、影山に変人速攻の時に目をつぶるのはやめると宣言します。
チームで一番早く、進化を求めて日向は動き出したのです。
CM前の映像は、いつものサーブではなく、烏の羽だけが残された巣でした。
ヒナガラスの巣立ちの時という意味なんですね。

このままでは勝てない、変わらなきゃいけないということはみんなわかっているけれど、どうしたらいいのかわからない。
選手も、烏養くんも漠然とした不安や焦燥に包まれて、その中で動き出そうとしている日向を見て、チームには緊張が走っていました。
その空気を変えたのは、武田先生の一言でした。

ここにいる強豪校の中で、烏野は一番弱い。だからこそ、彼らからわざを学べばいいのだ、と。
弱いことはのびしろがあるということなんだ、というのはすごく前向きな発想の転換で、武田先生の言葉で一番好きなものです。
こういうところはさすが年の功というか、やっぱり先生ってすごいと思わされます。
メタ的な話ですが、やっぱり物語の中で心に響くセリフはとても重要なものですから、武田先生を国語の先生にしたのはとても考えられていると感じます。

さて、影山と日向はスガさんも交えて変人速攻の改良について話し合いますが、影山は変人速攻に日向の意志は必要ないとバッサリ要求を切り捨てます。
それが納得できるものであるからこそ、スガさんもそして烏養くんも影山の意見に賛成します。

でも、日向には青城戦のときのようになりたくないという強い思いがありました。
あの速攻を支える比重の多くは影山にあり、言い方はあまり良くないですが、日向は手段化されているところが大きいと思います。
自分が戦いたいという気持ちが強い日向なら、それをどうにかしたいという気持ちが芽生えるのもうなずけます。
でも、今のシステムで十分完成されているという見方が強いわけで、変えることに慎重になる意見も正論といえるわけですから難しいですね。

スポーツマンガで、プレーに個人の意志を尊重するか、チームのために意志を曲げてでも貢献するかという問題は結構取り上げられることだと思います。
答えの出し方は人それぞれだと思いますが、難しい問題ですね。
スポーツをほぼやったことない私のような人間からすれば、部活は楽しくやるのが一番なんだし、個人を殺して我慢しなきゃいけないのは辛いんじゃないかなぁと思うときもあるんですが…
それでも勝利にこだわるなら、なにかを犠牲にしなきゃいけないときもあるだろうし…
簡単に答えは出せそうにないです。

もやもやを残したまま、合宿は終了し宮城に戻ってきます。
解散後、体育館に残って日向と影山は新しい速攻の練習をします。
でも、一向に成功する様子が見えない練習に、影山は意味なんかないと切り上げようとします。
「勝ちに必要なやつにしかトスを上げるつもりはない」、出会ってすぐに言われたセリフをまた言われて、日向は影山にしがみつき、取っ組み合いのけんかになってしまいます。
慌てた谷っちゃんが田中を呼んできたため、なんとか収まったのですが…

日向は、変人コンビとして強くなっていくうちに、影山のことを相棒のように思っていたのでした。
犬猿の仲から少しは距離が近づいたと感じていたんだと思います。
でも、4月に言われた言葉を再びぶつけられて、相当ショックだったと思います。
スガさんも烏養くんも、日向の気持ちに賛同してくれる人はいません。
これは心細いだろうなぁと、辛くなる場面です。

翌日、田中の報告を聞いた三年生ですが、大地さんはあまり心配していないようでした。
4月のけんかがなんだかんだ収まったからということがあるようでしたが、先輩が影ながら支えていこうということで落ち着きます。
烏野の先輩たちは本当に人間ができてるな~と常々思いますね!
一年生の好き勝手さが余計目立つわけですが…

烏養くんも、日向をどう指導していくべきか悩んでいました。
もし、日向があの速攻の一瞬で、ボールをさばけるようになればとんでもないわざが出来上がると、可能性を一応考えてはいいたのです。
柔軟に選手のことを見て、考えてくれるのが烏養くんのいいところですが、彼もまた指導者として悩みつつ進んでいく存在なんですよね。
だからこそ、時にこちらも不安になってしまいます。

そこに、日向がやってきました。
一人で考えていても、やっぱりどうすればいいか答えが出せなかったのでしょう。
これからどうすべきなのか、烏養くんに聞きに来たのです。

変化を選んだ代わりに、今まで築いてきた関係に大きな溝を作ってしまった日向と影山。
二人はこれからどうするのか。
日向の方の鍵を握る人物は、今回ちょろっと烏養くんの口から伏線めいたものが出ていましたね。

しかし、二人のけんかシーンは、アニメになることで一層痛々しいというか、見ていて辛いものになっていたように感じます。
焦りとかお互いの譲れない主張がぶつかり合う演技が心に迫っていて…
改めてアニメの力は大きいと思わされました。
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