アニメ「ハイキュー!! セカンドシーズン」第18話「敗北者達」

今回は、アニメハイキューの感想です。
原作の展開を踏まえて書いているところがあるので、アニメ派の方はお気をつけください。

和久南戦の途中、大地さんの負傷退場というアクシデントに見舞われた烏野。
縁下が土台代理として頑張っていますが、それでも抜けた穴は大きく苦戦を強いられそう…という前回でしたが…

冒頭は場面が変わって、青城VS伊達工。
両校主将の及川さんと二口の挨拶から始まります。
あくまで余裕の及川さんに対して、二口は主将になったことと相手が強敵だからか、結構ピリピリしています。
IH予選時はなんだか軽くてチャラいと思っていたのですが、責任感が強いタイプなんだなぁと印象が少し変わりました。
烏野に負けた時の様子から、根は真面目だとは思ってましたが…

「三年だろうが一年だろうが関係なく、強い方が勝ち、ボールを落とした方が負ける」という及川さんのモノローグは、そのまま烏野の状況に繋がっていきます。
縁下の今の状況、普段試合に出てなかろうが代打の二年だろうが関係なく、試合は強さだけの世界なんだという、厳しくてとても現実的な意見ですね。

案の定、戦況は芳しくなく縁下のスパイクがアウトになったことで、第二セット20対24で烏野はかなりリードされてしまっています。
慣れていないライトポジションで打たなければならないというのもあるそうですが、やはり経験不足感は否めません。
対して和久南は安定した攻撃から中島のブロックアウトが決まり、第二セットは取られてしまいます。

プレッシャーと責任感から落ち込み気味の縁下をほかの二年全員で励まします。
成田と木下は似た立場なので気兼ねなく口だしできて、田中も他人を励ますうまさには定評があります。
ノヤっさんの底抜けに明るいところにも救われそうですね。
二年は静と動の対極なメンバーっぽいですが、なんだかんだ年相応の仲の良さは一番じゃないかと思っています。
上と下に挟まれる学年なので、同学年同士ではまとまりがあるのかも…
対等な間柄だからこそ、いつまでも弱いところを見せたくなくて、縁下も気持ちを奮い立たせているような気がします。

とはいえ、「大地さんみたいにやる」という気持ちを持ち続けているのはよくないなぁと思っていたら…
日向は小さな巨人にスタイルが似ている中島をかなり意識していて、影山に敵わないに決まってるんだから張り合うな、と釘を刺されていました。(影山いわく親切なアドバイスらしいww)
でも、日向の意識は中島に捉われているというわけではなくて、敵わないことは承知の上でどうしようか、ということでした。
これに縁下は視野が広がったようです。

他人と同じようには絶対にできないんだから、自分が今できることを考える。
当たり前のようだけど、交代要員という意識が大きいであろう縁下の立場に立ったら、そこに考えが至るのは難しいと思います。
逆に日向は最初から身長も技術も持ってないものだらけで、そこから常に自分の持っているものを使って這い上がろうとしていたからこそ、自然とこの発想になったのかもしれません。

第三セット開始。
開始早々、中島はキレのあるストレートで得点します。
ブロックアウト以外の技も冴えてますね~。

中島に捉われすぎないようにしていた日向ではありますが、見事な技を見せつけられるとどうしても張り合いたくなってしまうものです。
ブロックアウトを狙いにいって、ブロッカーの手に当てるどころか大きく上に打ちあげて特大ホームラン。
一年と三年のキャリアの差があるんだから、そりゃあ敵うわけがありません。
それでも、闘争心むき出しで全然心が折れたりしないのが日向のいいところですね!

そして、なにも勝負は空中戦の精度だけじゃありません。
旭さんのスパイクが拾われ、中島のブロックアウトが決まりそうに思えてその時…
ブロックに跳んでいた日向は、着地後すぐさま烏養くんたちのいるベンチ前に飛んでいったボールを追いかけます。
突っ込んでくる日向に烏養くんはぶつからないようとっさにベンチをどかし、それに対応しきれず倒れる武田先生。(背中からいった!?)
実際にはぶつかる手前でレシーブし、フライングの要領で滑らかに着地にも成功。
驚くほど鮮やかなレシーブでした。

さらにそこから立ち上がって、日向が自分で決めました。
ここまで綺麗にレシーブできたのも、合宿中嫌と言うほどペナルティでフライングレシーブの練習をしたから。
中島と同じようにはできないけど、中島とは違うことだってこれまで日向は身につけてきました。
一つのことだけじゃなく、自分の持ってるすべてを使えば戦うことはできると証明してくれました。

攻撃を決めたものの勢い余って衝突する日向と影山。
これ以上怪我人がでるのを恐れて大慌ての旭さん。
大地さんがいないとどうしてもコート内にまとめ役がいなくなることもあって、いつも以上に旭さんの心労が絶えなさそうです…

縁下は、二人の今のプレーに心底感心している様子でしたが、「追いつめられても烏野にはそこをぶち抜く火力がある」と言ったのは縁下だと影山は平然と答えます。
影山は、大地さん不在のこの状況でもあんまり不安には思ってなかったようです。
その理由が、影山が一番弱っていた青城戦の時に縁下が言った言葉だったとは…
これは自信につながったんじゃないだろうか…?

6対6でここまでは互角の展開です。
和久南の4番がフェイントを使ってきますが、縁下は読んでいて拾えたものの綺麗にセッターに返せず、旭さんのスパイクはアウトになってしまいます。
またしても、大地さんなら…と自分を責める縁下。

謝った縁下に突っ込んだのは田中でした。
前回、大地さんの怪我の責任を感じていた時に縁下に言われたののお返しですね。
ここで、正面から大地さんの代わりを完璧にしようなんて今できるわけない、とはっきり言われてよかったと思います。
ここまで上がったり下がったり不安定だった縁下の気持ちが、やっと落ち着いてきました。

そして、ブロックアウトにどう対抗するかを冷静になって考え始めます。
縁下の提案は、自身は下がってブロックアウトを狙ったボールを拾うのに専念し、それ以外の中島のスパイクは強打のレシーブが比較的得意な田中と旭さんに任せる分業作戦でした。
自信なさげだった縁下でしたが、驚くほどあっさり全員その作戦でいこうと受け入れました。
スガさんが言ってたように、みんなは最初から縁下をチームの一員と認めているんですよね。
だからこそ、当然のように指示を聞いたわけです。

続く攻防で、早速中島がブロックアウトを狙ってきます。
それを拾いに走る縁下。
「これを拾えなければこのコートで俺に価値はない」
一見自分を卑下した台詞のように聞こえますが、信じて役割を与えてくれたチームメイトの期待に応えたい気持ちと、チームの一員としての自覚と責任感から出た言葉じゃないでしょうか。
そして、この試合おそらく初のブロックアウトレシーブ成功!

ラストは日向。
立ちはだかる三枚ブロック。このまま打てば確実に捕まります。
だから、日向のとった選択は木兎さん仕込みのリバウンドでした。
驚くベンチメンバーにツッキーが解説してましたが、不満げなのがなんとも…
ライバルとして意識し始めた日向が、合宿で覚えたことを自分のものにしつつあるのが面白くないのかな?
最近、ツッキーは本当に感情がよく出るようになりましたよね。いいことです。

日向が立て直したおかげで、田中のスパイクが決まり、縁下のレシーブを得点に繋げることができました。
褒められて照れてる日向の顔…だらしなくもかわいいです。
そして、突然の木兎さん!
別にそこまで話題に上ってないのに登場してました。超一瞬。

攻撃を決めて盛り上がる烏野メンバーですが、そんななかノヤっさんが縁下に一言「ナイスレシーブ」。
天才リベロのノヤっさんにそんなこと言われたら、誇らしくないわけがないです。
たった一言、でもそれ以上の言葉はないでしょう。

この一連のプレーの中で、縁下に交代要員ではなくチームの一人としての自覚と自信が芽生えたと烏養くんは言います。
自分にしかできないことをやれる、チームに必要とされているという意識ですね。
前半のOP「アイム・ア・ビリーバー」の「君じゃなきゃだめだって言ってもらえたら~」というフレーズを思い出しました。(2番の方の歌詞です。この間フルを入れたので)
他人に自分を受け入れてもらえることって、どんな形でもやっぱりすごく嬉しいことだと思います。

で、烏養くんがそれを感じてほしいのは、山口にもだったりして…
どうすればそうなるのか、指導者としての悩みはまだいろいろあるようです。

さて、小さな巨人を強く意識しているのはなにも日向だけじゃなく、中島も同じだったのです。
あれだけの技術を持って強豪校を引っ張る中島が、一番コンプレックスに感じているのは身長でした。
173.4cm。決して低くはないのですが、スパイカーとして正面からやっていこうとするとキツイところは確かにあります。
それを気にし始めたころに、戦う道を教えてくれたのが小さな巨人。
おかげでエースとしてここまでやってこられたわけです。

その前に現れたのが日向。
影山頼みと思っていたのに、予想を上回る実力を持っていて背番号も同じ、小さな巨人を嫌でも彷彿とさせる。
自分よりもさらに小さな身長だから、余計にそうなるんだと思います。
日向と同じかそれ以上に、中島も負けたくないと思っているんでしょう。

でも、その勢いを折ってくるのはツッキーのどシャット。
さらに、ネット際の押し合いでは影山に負けてしまいます。
突きつけられる身長の壁。
中島の反応を見るに、今まで何回もこういう経験に悔しい思いをしてきたんでしょう。

でも、中島が押し負けて落ちたボール、寸前で川渡がレシーブしました!
全員でカバーして、もう一度攻撃に繋げ、ブロックアウトで得点。
だから、中島が日向に負けないと張り合うものは、個人技だけじゃなく仲間の存在も、なのです。
この考えはさすが主将だなぁと思いました。
監督の言葉を聞くに、チーム全体が中島をこの場の小さな巨人と認めているようでした。
日向もこのくらいにはならないとダメですね。

試合は終盤へ。
烏養くんから旭さんにトスを集めてはどうかと提案されますが、あえて影山は縁下に上げます。
今回は決まったものの、スパイクミスが多い縁下に上げるのは勇気のいる決断です。
旭さんを奥の手としてとっておきたいのはわかりますが、それでもこの選択ができるのはさすがです。
日向の活躍が目立ってはいますが、影山はこういう目立たないけど巧みなプレーが多いですね。
そして、選手の自由な意思を尊重する烏養くんたちもいい指導者だと感じるのです。
野球だと、バッターは監督のサイン通りに動くことを要求されると聞いて、あんまり自分の意思では動かないのかなぁと不思議に思ったことがあります。

いよいよ決着が近づいてきました。
旭さんと和久南の松島と、相次いでサーブミスが出ます。
これで烏野のマッチポイント。
松島は一年なので、正直ここでのミスはかなり辛いと思います。
中島も川渡も一切そのことを責めず、落ち込ませまいとしていて、和久南もとてもいいチームですよね。

ここで日向が前衛に上がり、烏野は攻撃的なローテーションになりますが、中島はうまくノヤっさんの抜けた穴をねらって得点。
和久南サーブは川渡。
さっきもサーブミスってたのであまり得意ではないのかもしれません。
ネットに引っかかってギリギリ烏野側に入ります。

ノヤっさんが拾いますが少し乱れた状況、日向は迷いますがいけると踏んで速攻に飛びます。
しかし、リズムが合わずにトスが高めに。なんとか左手で押し込みます。
和久南は、烏野が崩れる瞬間を虎視眈々と狙っています。

ここで崩れたら一気に持っていかれかねない状況、縁下が日向に声をかけました。
終盤だからと焦らず、落ち着いて攻撃するよう促します。
意識的かはわかりませんが、ただの選手にとどまらず、主将の代わりを見事に果たすようになっていました。

落ち着いて影山とブロックに跳びます。
中島はブロックアウトを狙いにきて、それを察知した日向はさせまいと手の角度を変えました。
でも、即座に中島はそれに対応して日向の手を弾き、ボールは飛んでいくと思われましたが…
それを待ち構えていた縁下が、かなり手前の位置からジャンプしてオーバーハンドで拾ったのです!
確かにブロックアウト狙いのボールは自分が取ると宣言していましたが、ここまで完璧にこなしきるとは…!

そこから立て直して、新変人速攻。
レシーブしそこなったボールは地面に落ちて、烏野の勝利です!
縁下のファインプレーに支えられた勝利ですね。

でも、日向は最後まで小さな巨人としての戦いでは中島に勝てなかったと悔しそうです。
これは年季が違いますから当然でしょうけど、日向は中島や小さな巨人とはまったく同じプレイスタイルにはならないかもしれないなぁとなんとなく思います。
小さな巨人はブロックアウトが主な戦法だと思いますが、日向には変人速攻があります。
今は囮ですが、エースになるとしたらどんなスタイルを確立するのか…

試合が終わって、大地さんが戻ってきます。
一応きちんと休んだ様子で、みんなも一安心です。
逆に休むようにみんなに気をまわしています。

立派に主将代理をやり切って、大地さんにも褒められた縁下はなんだかテンションが低くて…
それは大地さんが帰ってきたときに安心した自分に腹が立っていたからでした。
せっかくチームの一員としてやれそうになっていたのに、大地さんを見た途端もう自分の役割は終わったと感じたから。
レギュラーになって試合に出ることを目標にしてるのに、そんな中途半端な気持ちが許せなかったんでしょう。
今回突然出ることになって、少しの時間でもレギュラーの気持ちを味わったからこそ、控えとしての意識との摩擦があるんでしょう。
試合に出たい、でも怖い。納得できる感情ですが、これじゃだめだと思ってるんですね。

敗北者達というのは、和久南の選手以外にも縁下みたいに気持ちで負けを味わった人のことも指してると思います。
山口もそんな敗北者の一人で、思うところがあるのか一人になりに行きます。
で、それを察せない同級生たち…
二年のような信頼関係を築ける日は来るのか…?
ツッキーは気づいてるけど相変わらずの無反応です。この方が山口としてはいいのかもしれませんが…

試合中に降っていた雨は止んで、中島は外にいました。
最後の攻防、中島には今までで一番ブロッカーの動きが見えていたと言います。
日向がブロックアウトに対応しようとしたのがはっきりわかって、渾身の一打だった。
でも、その一球で負けた。
もう、このチームでバレーをすることはありません。
このチームであることに、きっと思い入れもあるでしょう。
だから出た言葉が「もう一回やらせてくれよ」だったんだと思います。
みんなの前では泣かずに、外で泣いたのは主将だからかなぁ。
チーム全体の前では、最後まで頼れる主将でした。

さて、烏野は青城VS伊達工の観戦に移動していました。
勝った方が次の対戦相手です。
次回は、伊達工期待の大型(いろんな意味で)新人の登場です!
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