アニメ「ポケットモンスターXY&Z」第18話「レフトとライト!揺れる心のカメテテ!!」

今回は、アニメポケモンの感想です。
リアルの都合で記事の投稿が遅くなってしまいました。すみません(汗)

今回は、前回に引き続いて箸休め的な日常回。
カメテテが主役ということですが、前回の予告で怪盗ナックルが怪盗キッドそっくりだと思った方も結構いるんじゃないでしょうか?
そんな感じでギャグ回なのかな~?と思っていたら、意外にも人間ドラマが主軸でした!
前回はがっつりポケモンが主役でしたが、今回は珍しく鍵師の師弟のお互いへの思いがクローズアップされます。
とはいえ、期待通りのパロディ要素もいっぱいなので、そういう意味でも楽しい回です!

さて、本編に行きます。
冒頭は、Z2の実験をしているフレア団のシーンから。
まさかここで挟まれると思ってなかったので、ちょっとびっくりしました。

緑色の光線をZ2に浴びせていて、これは以前無人島でセルに照射したのと同じものでしょうか。
例の巨石っぽい映像がモニターに映っていたので、メガシンカのエネルギーはここから取り出しているのかも…
セルは実験に使われていも無反応でしたが、Z2が苦しそうにしてるのが気になります。
フレア団のやろうとしていることは、実際どの程度の負担をジガルデに強いるものなのか…

場面はサトシたちに移り、プニちゃんはZ2の異変を察知しているのかわかりませんが、元気がありません。
ユリーカがプニちゃんのうたを歌ってあげるとニコニコ笑顔に。
それほど動揺している様子もないし、あれから交信できない状態なので、気になっているというレベルかな…?

すると、ホテルで世界の宝石展をやっているのを知ったセレナとユリーカが行きたいと言い始めます。
サトシはあまり興味がない様子でしたが、女子二人のお願いに折れて、行くことに。
事件への関わり方からコナンっぽい(笑)

で、ホテルへ行くもののこの日は終了しており、ここに泊まって翌朝見に行くことになります。
ホテルの受付の人とやりとりしたり、宿泊を提案するサトシがなんだかすごく大人っぽかったです。
今までだったらタケシの台詞だなぁとか思ったり…
散々XYのサトシは大人だと言われてますが、最近特にそう感じる機会が増えてる気がします。

そのころ、誰もいない宝石展の会場に怪盗ナックルが忍び込んでいました。
非常ベルが鳴り、警備員とサトシたちも駆けつけますが、宝石は無事で錠前が開けられているだけ。
怪盗ナックルの目的は、盗みではなく錠前を開けることなのです。
そして、集まった警備員たちに名乗り、自分の写真入りカーを投げたうえで屋根から去って行きます。
コスチュームもやってることも、怪盗キッドを彷彿とさせます(笑)

ちょっと話が逸れるのですが、一口に怪盗といってもいろんなキャラがいます。
私が一番好きな怪盗のお話は、はやみねかおる先生の「怪盗クイーン」というシリーズです。
自分が思い描く「怪盗の美学」に従って、華麗にお宝を盗むのを生きがいにしているとっても愉快な怪盗と、それに振り回される個性あふれるパートナーや警察の人々の物語です。
児童文学なのですが、大人が読んでも考えさせられる、かつ楽しいパロディネタがいっぱいだと思います。
はやみね先生の本は、ほかのシリーズもとても面白いので興味を持った方はぜひ!
周りに知ってる人が少ないので宣伝です(笑)

なぜいきなりこんな話をしたかというと、わざわざ目立つコスチュームをする、高いところから名乗りを上げるなどの泥棒にとって非合理的でしかない行為の数々が、まさに「怪盗の美学」そのものだよなあ~というのを思い出したからです。
そういうツッコミどころだらけのものなんです!「怪盗の美学」は!
メインの年齢層的に当然なんですが、子供たちが思い描く怪盗のイメージが詰め込まれてるのを感じたわけです。

本筋に戻りますね。
駆けつけてきたジュンサーさんに、サトシたちは事情聴取を受けます。
怪盗ナックルは、これ以外にもいくつか犯行をしているとのこと。
その様子を見ていたのは、カメテテの片割れ。
怪盗ナックルはもう片方を連れていたわけですが、カメテテってそれぞれ離れてても普通に行動できるんだ…!
ポケモンには多頭型のものは結構いるけれど、完全に分離できるタイプはほかにいないんじゃないかな?
カメテテの一部っぽくなっている岩は、二つの頭がいるだけのただの岩ってことですね。
この後のカメテテを見てるとわかるのですが、一匹のポケモンということになっていても独立して考え、行動していて、かなり面白いポケモンだと気づきました!

さて、事件現場に開けられた錠前を作った鍵師のエドさんがやってきます。
声を石塚さんが担当されてるんですが、コナンでキッドを追う中森警部の役をされているため、この話中頭をよぎって仕方なかったです(笑)
狙ってたんならすごいなぁ。

この事件の話をロケット団も聞いていました。
凄腕の鍵師の錠前を開けてみせた怪盗ナックルの腕を狙って、彼を仲間に引き入れることを画策しています。
今までニャースやコジロウが鍵開けをしてる場面も何度かあったので、決して苦手分野ではないと思うけども…
改めてロケット団は万能だよなぁ。

聴取が終わり、部屋に戻るサトシたち。
ここまでなら事件と無関係で終われたと思うんですが、なんと宝石展の会場で様子をうかがっていたカメテテが突然現れ、ユリーカの頭にくっついてしまったのです。
驚いて「取ってー!」と取り乱すユリーカは、ポケモン相手の反応としては珍しいと思ったのですが、いきなりだったからポケモンとわからなかったのかな。

無理やりはぎ取られたカメテテは、サトシとシトロンにビンタをかまし、再びユリーカの頭に納まりました。
なにか訴えたいことがあるようですが、わからないでいるとエドさんがやってきます。
事情としては、エドさんにはコブシという弟子がいたのですが、鍵開けがうまくいかないことが原因か、エドさんが叱責した日に出て行ってしまったのです。
その時に、カメテテの片割れレフトを連れていき、もう片方のライト(ユリーカの頭に乗っている方)は、コブシとレフトを探していたのでした。
そして、放っておけと言ったエドさんとは喧嘩中で、ユリーカを頼りにしようとしてきたわけです。
サトシたちが仲裁したため、ライトは一日サトシたちが預かり、コブシとレフトを探すことになります。

もうこの時点で気づいている方がほとんどだと思いますが、怪盗ナックルの正体はコブシです。
エドさんに認めてもらうため、ナックルに扮して錠前を開けて回っていたのです。
コブシが自分の腕を磨くためだけに行っていたのか、それともエドさんに正体を気づかせようという意図があったのか、ちょっと微妙だなと思ったんですが、実際のところエドさんはコブシの犯行だと気づいていました。
それは、ナックルが開けた錠前の外し方は、コブシにしか教えていないものだったからです。

カメテテはエドさんのポケモンで、本来二つそろって一匹の頭の片一方をコブシのパートナーにしているところからも、エドさんがコブシを無二の弟子と認めていることは明らかです。
弟子が物盗りまではしていないとはいえ、世間を騒がせていることにエドさんはかなり心を痛めています。
かといって、コブシもエドさんに恨みを抱いているわけではなく、純粋に認めてもらいたいという感情だけに見えます。
それが行き過ぎて、視野が狭くなってしまってると考えるべきなのかな…
心の持ちよう的にコブシはいい奴だと感じるので、警察沙汰の騒ぎを起こしていることには残念感がありますね~。
子供向けアニメで、あまりにも現実的に筋を通そうというのは無理があると思いますが、何にもお咎めなしというのもどうかな…となる気がするので。

さて、怪盗ナックルの仕事を終えて一息ついていたコブシの背後からロケット団が迫り、拘束メカで捕まえてしまいます。
仲間に引き入れるとはいっても、今回はポケモンだけでなく人間がいるので、懐柔作戦ではなく強制的に言うことを聞かせる方向みたいです。

翌朝、コブシたちを探そうにも手がかりがないサトシたち。
そこにシトロンがいつものごとく自信満々で取り出したメカ「カメテテ探知機」!
本来カメテテ専用ではなく、指定したポケモンと同じ生体データのポケモンを見つけ出すメカらしいのですが、今回の目的に合わせたネーミングです。
ユリーカは「適当~!」とバッサリ。一時期回復していたっぽいシトロニックギアへの信頼は、完全に地に落ちてますね~(笑)
何度爆発に巻き込まれても、異常に食いつきのいいサトシは何なんだろう…?
とはいえ、今回のメカは大当たりなんですけどね。

一方、コブシをポケモンセンター裏の倉庫に連れてきたロケット団。
この中には、ポケモンセンターに預けられているポケモンのモンスターボールが入れられているそうで、ここの鍵を開けさせて盗もうという魂胆です。
コブシは機転を利かせて、開けると嘘をついて拘束を解かせ、反撃します。
言われるがままに外してしまうロケット団が今日もアホかわいいです。

カメテテは頭一つでも動けるだけでなく、普通にわざも出せるようです。
かわらわりがニャースの脳天を直撃し、こうかはばつぐん。
白目をむいて痙攣してるので、本気で大ダメージを食らってそうです(汗)

すかさず逃げるコブシとパンプジン、マーイーカを出して追いかけるロケット団。
なかなかの身軽さで逃げていくコブシですが、角を曲がったところでジョーイさんと鉢合わせ。
ジュンサーさんを呼ぶよう言っているうちに追いつかれてしまいます。
タネばくだんとサイケこうせんをコブシは避けますが(しっかりジョーイさんをかばっていたのがポイント高いです)、近くにあったガスボンベに当たり爆発してしまいます。

爆風でロケット団は飛ばされて退場。
しかし、倉庫が火事になってしまいます。
しかも、間の悪いことに倉庫の鍵をさっきコブシにかばわれて倒れた際に、ジョーイさんが落としてしまったのです。
そこにメカのおかげで近くまで来ていたサトシたちが合流。
コブシは鍵開けを試み、サトシたちは火の勢いを抑えようと協力します。

とはいえ、みず技を使えるのがゲッコウガとカメテテしかおらず、後はバケツリレーなのでなんとも頼りない…
どうにかコブシが扉の前に行くための道は作れましたが、火を消し止めることは無理そうです。

この緊急事態に、カメテテと力を合わせて鍵を開けようとするコブシをプニちゃんはじっと見ていました。
コブシの鍵開けは、カメテテの協力がないと成立しえないものです。
人間のために進んで力を貸そうとするポケモンの様子が、印象的に映っているのかもしれません。

鍵開けに成功したコブシは、倉庫内に入ってモンスターボールを回収します。
しかし、中にいる間に焼け落ちた木材によって扉が閉まり、鍵穴が焼けて開けることが困難になってしまったのです。
しかも、表では爆発が起きて近寄れません。
わざを出し続けていたゲッコウガも、かなり疲労しています。

すると、ライトが突然ユリーカを引っ張っていったのです。
向かった先は、鍵屋でした。エドさんが現場にやってきます。
エドさんはライトを連れ、消防隊員の制止も振り切って扉を開けに向かいます。

そのころ、倉庫の中は煙がかなり回ってきて、呼吸もしづらい状態でした。
消防車の放水が行われても、なかなか火が消えそうにない状況といい、コブシの苦しそうな様子といい、結構現実的というか緊迫感を煽ってるな…

諦めかけていたコブシを、エドさんは扉の向こうから叱咤します。
見返してやると思っていた師匠に弱いところは見せられないと、コブシも元気を取り戻します。
でも、それだけじゃなくて師匠が来てくれたという安心感も、きっとあっただろうと思います。
そして、二人で協力して鍵を開けることに。

やり方の指示と支えはエドさんがしているものの、メインの作業はすべてコブシがやることになるため、彼の負担がかなり大きそうです。
もし出られなかったときのため、怪盗ナックルの正体は自分だと明かそうとするコブシに、エドさんは全部わかっていたことを告げます。
そして、コブシが一人前の鍵師だと認めたのです。
出られなかったら…と、今生きている人の死を匂わせるのも、アニポケではかなり珍しいですね。

この一部始終を見つめるプニちゃんはなにを思っているのか。
ここはポケモンはあまり関係なく、人間の師弟の絆が描かれていたわけですが、ポケモンと人間の関係だけでなく、人間同士の関係にも注目するようになるのかな。
だとすれば、プニちゃんの本質はバランサーでありながら、かなり人間に寄った立ち位置を今後取る可能性もありそうです。

励まされながら、危機的状況にも関わらず鍵開けに成功したコブシと、弟子のために危険を顧みず飛び込んでいったエドさんの二人。
まさかこんなドラマチックな展開を見せられるとは思いませんでした。
一匹のカメテテを二つに分けるという発想がもう、やられた!っていう感じです。
師匠と弟子の絆っていいなぁ。
コブシが師匠のことを最初から尊敬してるのがわかったので、認めてもらえてることが伝わって本当によかった。

とはいえ、騒ぎを起こしていたということで、コブシはジュンサーさんと警察へ行くことになります。
エドさんの「いつでも鍵をかけずに待っている」という言葉を聞いて、コブシが本当に嬉しそうで…
もっと早くに、エドさんが認めてくれていることに気づいていてほしかったなぁとも思ってしまいます。
一から十まで教えずに弟子に考えさせるという方針は、決して間違っていないと思うのですが、すれ違いも起こり得るわけで、難しいですね~。
一度は一つの岩に戻っていたレフトがコブシについて行ったのは、鍵開けのパートナーとしての自覚があるからでしょうか。
ライトが必死に探していたことからも、コブシとカメテテとの絆がわかりますね。

さて、警察に連行されてしまい、ややしんみり感が漂っていたのですが、実際に物を盗んではいなかったということで、コブシは厳重注意で済むそうです。
とにもかくにも一安心で丸く収まりましたね~。

今回のおまけコーナーは、カメテテとガメノデスの紹介でした。
そして、ここで予想外のサザエさんジャンケンのパロディをぶっこんでいきました!
台詞がまるまる一緒でびっくりでした。いいのかこれ(笑)
ただのいい話でも、パロディギャグでも終わらないというこの感じにやられましたね!

次回はついにセレナの大舞台、トライポカロンマスタークラス開幕です。
箸休めもつかの間、どうなるか読めませんが、セレナはヤシオさんから突きつけられた課題をクリアできるのか…
期待して待ちたいです!
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仕事って何?

形として認められたいという思考と、認められるか否かはモノや人でる(今回でいえば鍵)という年齢による違い、そしてひいては仕事に対しての取り組みなども伝わってきます、メガタブンネ回といい、ロトムのホテル回といい専門職としての立ち振る舞いや姿勢を描く武上さんの本気度凄かったです

まさかサザエさんじゃんけんをもってくるとは大笑いしました

スモッドさんへ

コメントありがとうございます!

仕事への姿勢、リアルな老齢の師匠と若い弟子の関係…
両者の気持ちの動きがとても細かく描写されていて、何度も見返したくなる回でしたね~
これまでの回を思い返すと、武上さんの描かれる現実的な脚本は本当に深みがあるなぁと感じ入ってしまいます。

そして、織り交ぜられるパロディがとても楽しいんですよね!
深いメッセージ性がありつつ、そういう楽しみも忘れないところはさすがの一言です。
日常回も心動かされることばかりで油断なりません(笑)
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