アニメ「ポケットモンスターXY&Z」第27話「エイセツジム戦!氷のバトルフィールド!!」

今回は、アニメポケモンの感想です。

ついにカロス地方最後のジムにやってきました。
よく考えると、前回のヒャッコクから結構時間が経ってますね。
予想はしていましたがこのジム戦、サトシにとってシリーズ最大の試練になりそうです。

先に結果を言ってしまうと、今回はサトシの負けに終わってしまいました。
しかも、ショータ戦とは違ってサトシゲッコウガが発動したにも関わらず、歯が立たないという展開。
そして、その模様はしっかりショータに見られてしまうという…
前回、最悪のケースはこれかなぁと考えていたの当たってしまいました。(実は、その段階で早バレなどでサトシが負ける展開はわかっていたようなのですが…)
負けただけでなく、そこからくるサトシの迷いなども描かれていた今回、サトシがどう乗り越えていくのか面白くなってきました。

さて、本編にいきますね。
前回書き忘れていたのですが、エイセツシティに向かうに当たって防寒具をつけてますね。細かいな!
ユリーカはペロッパフモチーフの衣装です。
前ポケットにプニちゃんとデデンネが入っていて、ドラえもんみたいなスタイルになってます。
ポケモンセンターで借りたと言っていたのですが、こんなのも貸し出してるんですね~。

ここでユリーカの口からサトシゲッコウガという単語が出ます。
もう使い過ぎてアニメの中でも定着しているように思ってましたが、ここが初登場だったみたいです。
というわけで、サトシゲッコウガの名付け親はユリーカだったということでした。
プニちゃんの歌とか、後になってわかる設定もいろいろありますね。

ジムに着くと、カチコールがお出迎えしてくれました。
カチコールについては、ものすごくどうでもいいうえに下品な思い出があります。
私はゲームでニックネームはつけたりつけなかったりなんですが、だいたいとても適当な名前です。
カチコールには最初「カチンコ」とつけようとしたのですが、なぜかこの名前はつけられません的なエラーが出て、なんだろうとよく見返してみたら「あっ…」ということがありました(笑)
そこで初めて不適切なワードを弾く機能がついたことを知りましたね~。
なんか、本当にどうしようもない話ですみません。

さて、審判の人に案内されるのですが、この人はなぜかずっと震え声でした。
特にキャラについて説明もなく、いったいどうしてだったのか…

ウルップは、OPの厳しそうな表情から少し怖い人なのかと思っていましたが、ゲームのまま豪快で懐の深いおじいさんという感じでした。
口癖の「あれだよ」っていうの、お茶目な感じがかわいくて好きです。
ショータのことを覚えていて、熱いバトルだったと褒めていました。
どんなバトルだったのか気になりますね。
切り札のジュカインは不利な相性だし、どういう作戦で勝ったんだろう?

ウルップはサトシに「楽しんでいけ」と言うのですが、後から考えるとこれが結構重い言葉だなぁと感じます。
これまでのサトシには当たり前にできていたことなのに、今はまったくバトルを楽しむことができなくなっているからです。
サトシゲッコウガという強すぎる力を手に入れたことやショータの急成長という要因があって、勝たなければ、この力をものにしなければ、という気持ちが強すぎることが原因でしょうね。
強くなるために成長したことが逆に足を引っ張っているというのは、とても皮肉に思えます。

ウルップはゲームにもあった「挑戦者の力次第で、自分の強さも変わってしまう」という台詞を言います。
相手の強さに合わせて戦い方を変えるジムリーダーらしい発言ともとれるし、全力を引き出してみろという挑戦にも受け取れる深い言葉だと、ゲームで聞いたときから思っています。

サトシの一体目はルチャブル。
氷の滑るフィールドで足がプルプルしています。
頑張って立とうとしているのがかわいいですね。

対するウルップはユキノオー。
特性の効果であられが降り始めました。
サトシのポケモンたちは、じわじわダメージを食らうことになります。

まず、ルチャブルがフライングプレスで仕掛けます。
これを防がず受けたユキノオー。
続くとびひざげりはこおりのつぶてで相殺。
ルチャブルの力はどんなものか、測ろうとする姿勢が読み取れます。

一転、ウッドハンマーで攻撃に転じますが、ルチャブルは避けてフライングプレス。
さらに、氷のフィールドということを感じさせないフットワークからのとびひざげりを決め、ユキノオーをノックアウト。
ルチャブルらしいパワーあふれるバトルでした。

しかし、次のクレベースがとんでもない相手でした。
おそらく、一戦目はサトシの力を測るために本気を出していなかったんだと思います。
そして、なかなかの実力と認めたため、相応の実力を出してきたということでしょう。

今度もルチャブルから仕掛け、ストーンエッジを見事に避けてからてチョップを叩きこみます。
しかし、弱点にも関わらず大して効いてなさそうなクレベース。
クレベースはぼうぎょがべらぼうに高いポケモンです。
とくぼうはそれほどでもないですが、サトシの手持ちは物理技主体ばかりなので、かなり崩しにくい相手ですね。
しかも、アイスボディの効果で、あられ状態だと体力が回復するというおまけつき。
先発がユキノオーだったことも、作戦のうちだったのです。

さらに、とびひざげりをジャイロボールの回転で弾き返してきました。
ジャイロボールは相手よりすばやさが低いほど効果が上がります。
そのままジャイロボールの直撃を受け、ルチャブルは戦闘不能。

二番手はファイアロー。
「あられは気にするな」と言っていますが、ルチャブルはあられのダメージの蓄積で体力が減っていたところもあったのに、大丈夫か!?という気はします。
サトシお得意の速攻で片付けたいという腹積もりでしょうが、ウルップはそういう相手への対策は万全です。
決めきれず持久戦に持ち込まれるほど、焦りを生んでしまうのでは…という不安があります。
ショータへの意識も依然強くある様子だし…

ニトロチャージを当てるものの回復されてしまい、ゆきなだれの攻撃を受けます。
ゆきなだれは後攻になるかわりに、攻撃を受けると威力が二倍になるわざです。
受け特化型のクレベースにぴったりですね。
攻撃すると高威力になって返ってくるので、相手に精神的圧力をかけることもできます。
相手の強さで自分の強さが変わるということがここでも体現されています。

遠距離用のストーンエッジ、直接攻撃を受けるためのジャイロボール、倍返しのゆきなだれ。
クレベースの特徴を活かす非常に考えられた構成です。
攻撃を受けて返すという戦法も、ジムリーダーらしいし、ウルップによくマッチしています。

フィールドに落ちたファイアローは、ストーンエッジの追撃を飛びあがってギリギリ回避。
ニトロチャージで攻撃しますが、ゆきなだれで返されるというさっきとまったく同じパターン。
この時点で、焦りから思考が止まってしまっているのがわかります。

ファイアローは戦闘不能になり、最後に出したのはもちろんゲッコウガ。
前回ゲッコウガを出すという前ふりがあったものの、強敵を前に追いつめられたこの場面、以前ならピカチュウを出していたようにも思うのですが…
サトシゲッコウガしか見えなくなっていることの表れかもしれませんね。

相変わらずあられは気にしないスタンス。
いあいぎりで突っ込んでいきます。
ストーンエッジを避けて叩きこみます。
間髪入れずにつばめがえしを指示。
クレベースはジャイロボールで受け、弾き飛ばされるというルチャブルと同じ展開でしたが…

次に、サトシは回り続けるクレベースに連続でみずしゅりけんを撃ちこむよう指示します。
これが周りの冷気で凍り、クレベースの足をフィールドに釘付けにして回転を止めたのです!
そこにいあいぎりの一撃。
サトシが初めてクレベースの戦法の一つを破った瞬間でした。

ここで作戦がかみ合った結果か、シンクロが発生してサトシゲッコウガに変化します。
ものすごいスピードからつばめがえしを連続でヒットさせますが、クレベースは耐えてゆきなだれで反撃します。
このダメージは、今回はサトシにも伝わっていました。
ダメージのシンクロの有無はどういう基準なんでしょう?

サトシゲッコウガになっても圧倒はできず、サトシの心は焦りが先行して、「どうしてもこの勝負に勝ちたい」という気持ちのみで占められていきます。
この気持ちの揺れは、ゲッコウガも感じ取っていたようです。
ゲッコウガは再びものすごい速さで突進していきます。
前を遮るストーンエッジも、避けるのではなくぶつかって壊し、切り裂いて進んでいきます。

以前から、サトシゲッコウガが相手に向かっていく動きには異常さを感じていたのですが、ここはその最たるものでした。
相手を倒すことのみに一点集中している狂気性みたいなものを感じるというか…
はっきり言って気持ち悪い怖さがあります。

しかし、その渾身のつばめがえしもクレベースは受けきり、ストーンエッジで反撃されます。
またしても、サトシは肩に痛みを受けてしまいます。
ピカチュウとゲッコウガはサトシを気遣う様子を見せますが、それを振り切ってサトシはもう一度つばめがえしを指示します。
今度も連撃が決まりますが、またゆきなだれで返されるというパターンで、状況は覆りません。
それでも、サトシは解決策を考えることなく攻撃を指示するだけです。

いあいぎりが今度はこおりのキバに受け止められ、ゲッコウガの腕が凍っていきます。
そこから逃げられない状態でジャイロボールを受け、壁に激突。
サトシにも精神的なダメージが跳ね返ったようで、その場に座り込んでしまいます。
ゲッコウガは戦闘不能。
サトシの負けです。

結局ウルップの三体目すら出させることはできず、クレベースに三体ともやられてしまいました。
クレベースに対しては、みずしゅりけんで凍らせるところ以外、まったく有効な策を講じられていませんでした。
今まで力押し一辺倒でもなんとかなっていたように見えましたが、それをすべて受けきられ、今のサトシゲッコウガはダメだとついにはっきり証明されてしまったわけです。

「水のように形は変えても、本質は変えない。それができないから自分はこおりタイプを使っている」のだとウルップは言います。
今まさにサトシは本質を見失っています。
本質を守るためにウルップが選んだのは形を変えない方法でしたが、サトシはサトシゲッコウガを使えるようになることが必要です。
そのためにはどうしたらいいのか。なにが必要なのか。
サトシはポケモンを信じていないということはないはずです。
だとしたら、ゲッコウガへの信頼はなにがほかと違うんでしょうか。

シンクロというくらいなんだから、サトシとゲッコウガは気持ちが繋がっていなければいけないという気はします。
ここまで、サトシのゲッコウガへの呼びかけ、サトシのバトル中のモノローグなど、サトシの気持ちばかりがクローズアップされてゲッコウガの胸中はあまり明らかになっていませんでした。
もしかしたら、サトシはサトシゲッコウガのことにとらわれ過ぎて、ゲッコウガ自身とはそれほど通じ合えていないのかもしれません。
ゲッコウガがサトシをバトルの手段のように見ている節はあると思っているので、それがどっちのせいとも言いきれないのですが…。
この負けを経験して、ゲッコウガがなにを思っているのかは気になりますね。
ジョーイさんによれば、ゲッコウガは精神的にもダメージを負っているとのことでしたが、それはどういう感情なのか…。

ショータはリーグに向けた調整に入るということで、ここで別れます。
「待っている」と告げるショータですが、彼に悪気はなくてもサトシはキツイ言葉だろうなと思います。
この時点では、追い越されてしまったのは紛れもない事実なので、仕方ないことですが。

背を向けてベッドで寝ているゲッコウガに、サトシは謝ります。
「俺がもっとしっかりしていればあの力を引きだせたはず」と言っていますが、100%この負けはサトシのせいなのか、自分にのみ責任があると感じて己を責めることが正しいのかは疑問があります。
そう考えることで、ゲッコウガから離れてサトシ自身の中へと意識が籠ってしまうし、こういう感情のままでは、ますますバトルを楽しむことから遠ざかっているからです。

夜にも関わらず、サトシは一人になりたいと言って、ポケモンセンターを出て行きます。
そして、朝になっても帰ってきませんでした。
昨夜寝ていて事情を知らないユリーカには、本当のことを言わずに誤魔化すのですが、セレナはかなり心配が募っているようです。
街の外の森にやってきていたサトシは…。
座っていた場所に周りを歩き回ったであろう足跡は、サトシの迷いを表しているように見えました。

…という不完全燃焼な感じで次回に続きます。
予告は吹雪の音とタイトルコールのみで、これまでになく不穏な演出です。
ゲッコウガは吹雪の中、サトシを探して出会うようなので、ここで二人の間になにがあるのかとても気になります。
そして、なぜかプニちゃんが10%フォルムになっていたこと。
サトシ捜索に参加してるということでしょうか。

セレナとサトシが話す場面もあるようです。
楽しむことを思い出すにはどうすれば…と書きましたが、セレナはそこで鍵になるかもしれません。
セレナは真剣勝負のトライポカロンでも、楽しむことを念頭に置いてやってきましたから。
そして、ここでサトシが立ち直るきっかけを作れれば、なにかを与える存在に一歩近づけるはずです。
セレナはサトシからいっぱい助言をもらってますから、今度はそのお返しができるといいですね!

ピカチュウは…、どうでしょう?
やっぱりサトシの一番の相棒なので、なにかしらの動きはあってほしいのですが予告には出てませんでした。
セレナがいなければ、こういうときにサトシを助けるのは真っ先にピカチュウだと思うところですが…。
最近ピカチュウの出番が少なめなので、もっと見たいという気持ちもあります。

次回はサトシ挫折編の山場になりそうですね。
ここまでがっつりサトシの挫折が描かれるのも珍しいので、サトシがどんな答えを出すのかしっかり見届けたいです。
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こんなサトシみるなんて

セレナのトライポカロン・ユリーカのチゴラス回、シトロンの一時離脱などそれぞれに試練が訪れているのですから、何れサトシにも訪れるであろうことは大体想像はついていましたが、まさかジム戦でこんなすがをみるとはだれが予想したことか、普段なら相手の攻撃さえも逆に利用したりなど、攻撃の中にも工夫がみられるのに
仰る通りゲッコウガのことをちゃんとわかってないのかもしれない
ですね、以前のコルニのルカリオのように、お互いが見つめ合って
もう一度何が必要なのかを考える時間が必要なのですが、これまでそれすらできなかった、ようやくその時間が与えられたわけですが、あまりにも不気味な次回予告、サトシの深刻度は尋常ではないですね

スモッドさんへ

コメントありがとうございます!

サトシの挫折、こんなにも深刻な描き方がされるとは思わず衝撃でした。
余裕のなさがバトルにはっきりと表れていて、じりじりさせられてしまいました。
コルニ編同様、精神面がとても丁寧に描写されているので、子ども向けということを時々忘れてしまいます。
早く通常運転に戻ったサトシのバトルを見て安心したいですね!
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