ポケモン映画「ボルケニオンと機巧のマギアナ」

今回は、ポケモンの映画の感想です。
ネタバレ注意です!

公開二日目の日曜日に行ってきました!
ちょっと大きな映画館ということもあって、結構人が入っていたように思います。

今回の映画で一番よかったと思うところは、ボルケニオンのキャラクターです。
前情報だと人間嫌いということしか知らなかったのですが、一緒に過ごすうちにサトシたちの態度を見て一定の理解を示し始めます。それでも、高原のポケモンたちのことを考えて、あまり関わらないように伝えたり…
本編では詳しく語られなかったのですが、ボルケニオンが人と離れて暮らすようになったのは、強すぎる力で他人を傷つけてしまうからだとパンフレットに書かれていました。
感情的になりやすく粗暴なのかと思いきや、他者を思いやる繊細な性格なのです。
情に厚く、頼れる兄貴分で、そう振る舞うことを自分自身にも課しています。
根っから人間嫌いなのではなくて、ボルケニオン自身も揺れているところがあるのかなと感じました。

一番の見せ場は最後に要塞ともども自爆するところですね。
自分が犠牲になって仲間を救おうとする、ドラマなどではお決まりの展開ですが、これをアニポケでやるとはまったく思っていませんでした。
伏線はあったのですが、実際やるまでどっちだろうと本気でわからなかったです。
本当にやりおった!という感じですね(笑)

ボルケニオンの行動以外にも、とにかくシリアス感が強かった印象です。
悪役のジャービスのやることがいちいちえげつなくて…
目的の障害になると判断すれば、マギアナの心をためらいなく殺す、高原をポケモンともども焼き払おうとするなど…
死という言葉も普通に使ってましたね。
ポケモンなので最悪の展開にはならないのですが、それでもどうなるのか読めない危機感はありました。

一切改心する様子もなく、徹底的に私利私欲に走る悪役というパターンでした。
そのぶれなさが逆に清々しくもありました(笑)これもまたいいキャラだったと思います。
その反動で、ロケット団がものすごく人情味あふれるキャラになっているという…
特にニャースはかなり活躍してましたね。
XYではあまり情にほだされるということは少ないロケット団ですが、この映画に限っては以前のシリーズに戻ったような気がしています。

セレナ、シトロン、ユリーカ、さらにサトシパーティもそれぞれの強みを活かして活躍していました。
人間に怯える高原のポケモンたちに心を開いてもらおうと、セレナが一番に言いだしたことはさすがと思いました。
みんなを笑顔にするパフォーマーとしての面が、確実に育ってきている証拠ですね。

シトロンはからくりに興味津々で動き回ってくれるので、時間としては短かったですが、アゾット王国のからくりをふんだんに取り入れた街並みを堪能できました。
レトロ調かつポケモンモチーフのからくりでかわいかったです。
さらに、メカ関連で修理に奔走していました。
ユリーカはいつものようにお世話が主ですが、マギアナのおめかしや高原のポケモンと遊ぶシーンなど、バラエティに富んでいました。

サトシのポケモンたちは、もうサトシいなくても大活躍でしたね。
さすが過去最高レベルの育ち具合!
序盤でポケモンたちだけでサトシを助けに来たところやメガシンカポケモンたちと戦うところは完全に指示なしなので、個々の能力の高さとポケモン同士のチームワークを感じます。
ファイアローとオンバーンの背中に乗って颯爽と飛びまわる様子もかっこよかったです。
ダイナミックなバトルは、そのあたりで堪能できました!
一対一のバトルもいいですが、入り乱れての乱戦も盛り上がりますね!

さて、その中でもMVPはプニちゃんです。
この映画のテーマとして、科学(人間)と自然(ポケモン)の共生または対立があるのですが、これはアニメ本編にも言えることで、その境目にいるのがプニちゃんです。
わかりあおうとしていくサトシたちとボルケニオンの様子を見て、プニちゃんはここでも人間にどのような判断を下すかを考えていたのだと思います。

そして、本編に先駆けて100%フォルムがお披露目になるのですが、この使い方がまたうまいことサトシたちにはばれないようになっています。
表立っても戦いしつつ、わからないようにこっそり力も貸して…
プニちゃんがいなかったら高原は消滅してましたし、そうなったらマギアナは本当に壊れていたでしょうから、ものすごい活躍です。
あと、二つのコアが合体しないと100%フォルムにはなれないのかと勝手に思っていましたが、個々でもなれることが判明しました。
これは100%フォルム同士の対決もあるかもしれませんね。

細かいところだと、ジャービスの配下の男女、ドーガとイーサですね。
結構凝ったキャラデザだと思ったので…(よく見ると渋い感じのイケメンと美人さんなのです!)
こっちはジャービスと違って、あくまで仕事で敵役に回っている感じがまたいいな、と。
二人はどういう関係なんでしょうね。夫婦だったりしたら面白い。
裏設定とかあったら知りたいな~

高原のポケモンの中でまさかの活躍を見せてくれたのは、ゴクリン。
ようかいえきでシトロンのメカ修理を手伝ったシーンは、自然と科学の共生をうまく表していましたし、人間に捨てられた理由では考えさせられました。
捨てる前にゴクリンをぎゅっと抱きしめたのはどうしてだったんでしょうね。
やむにやまれぬ事情があったのかもしれません。
人間は嘘をつくとボルケニオンは言っていましたが、それは必ずしもポケモンをだますためだけでなく、一緒にいたかった人間自身の気持ちに嘘をつくことも指しているのかも…
一つの面からではなく、いろんな考え方ができる部分だったと思います。

エンディングテーマもよくてですね…
恥ずかしながら、フルバージョンを家で聴きながらちょっと涙ぐんでました。
歌詞の「ピカピカ 太陽の子どもたち」や「いつか出会う 君へのお土産に」の部分なんか、「ピカピカまっさいチュウ」を思い出してしまって…
同時に今までの冒険のことも思い出していました。

大満足だったのですが、これでXYの映画は最後かと思うとまだ全然足りない気持ちです。
まだ八月に入ってもいないんですけど、お祭りの後の寂しさみたいなものを感じてます。
なにしろ長い映画ですから、ほかにもいろいろな見どころはあるのですが、なかでも気になったところはだいたい書けたのでこれで終わりたいと思います。
来年は二十周年記念ということですがどうなるのか…
名残惜しさはありつつも、それにもしっかり期待しています!
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

よだきち

Author:よだきち
よだきちといいます。好きなこと、ものについて気ままに書いていきたいと思っています。更新頻度は気まぐれです。
ツイッターを始めました。
アカウントは@yodakichi0151です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
訪問してくださった方
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR