アニメ「ポケットモンスターXY&Z」特別編「XYZの伝説!」

今回は、アニメポケモンの感想です。

前回綺麗に終わった感のあったXY編ですが、今回はサトシたちは登場せずに後日談という形でカロス地方の伝説ポケモンたちのことが語られる番外編です。
文句のない最終回だったとはいえ寂しいものは寂しいので、もうしばらくXYの名残を見ることができて嬉しいです。

プラターヌ博士とパンジーさんがメインになって、カロスの伝説について語るという回で、正直物語の大筋とはそれほど関わりない内容でしたが、ディアンシーの映画とも繋がっているように感じたので、本編では話題に出なかったけど設定としてはずっと考えられていたような気がします。
描かれない部分まで深く世界観が作りこまれてたんですね~。
ゲームの設定とはまた違うんですけど、アニメのカロス地方にはこんなバックボーンがあったんだなぁという興味深い話でした。

本編にいきますね。
世紀の大発見という遺跡に調査に来た博士とパンジーさん。
天に近い場所にある遺跡という点で、最強メガシンカのレックウザの現れた場所と少し似てるなと思いました。
今回は特にメガシンカとは関わりないわけですが。

遺跡の壁や石材的なものにはところどころX、Y、Zの文字が。
この文字はそれぞれゼルネアス、イベルタル、ジガルデを表しているらしいです。
ゼルネアスとイベルタルが正面から見たまんまなのに対して、ジガルデは横から見た姿なので一瞬わかりませんでした(笑)

伝説の舞台となる先古代期の都市国家の様子は、まんまギリシャっぽいですね。
パルテノン神殿的な建物あるし…
カロスはフランスがモデルですが、そのくらいの時期のフランスはどんな感じだったんでしょうね~。
世界史はまったく詳しくないのでわかりません。
カタカナの単語がどうしても覚えられなくて、授業取らなかったんです(汗)

遺跡には石の瞳の乙女像というのがあって、それは作り物ではなくイベルタルによって石に変えられた女性だと、博士はにらんだわけです。
そういう記述が「カロス伝」という神話に残されていて、それが実話だと主張しているのです。

実際にはありえないことですけど、日本神話もそういう書き方がされてるんですよね。
作られた当時『古事記』や『日本書紀』は歴史書だったので、本当のこととして書かれてたんです。
神様が日本を作って国を作って王になって…
天上世界から日本統一のために降りてきた神様が今の天皇家のご先祖様なんですよね~。
神様なので本来ならものすごく長い時を生きられるんですけど、それがどうして寿命が短くなってしまったのか説明するお話もあるんです。
だいたいが現実に起こり得るわけない話ですが、実は実際に起きたことや本当にいた人たちが神話風に置き換えられていたりして、絶妙に現実とリンクしているのです。
昔すぎてなにが本当かを知ることはほぼ叶わないところも、想像の余地がいっぱいあって面白いですよね~。
絶対になかったという証拠もないわけですから。
脱線してすみません。日本神話好きなので…
最近は神様たちがゲームの登場キャラになってたりして、名前は知ってるという人も多いんじゃないでしょうか。(モンストとかパズドラとか…)
日本の神様は変人ばっかりなので、調べてみると面白いですよ!

さて、伝説の内容が語られます。
恋人同士だったジャンとアイラ。
街に災いを起こすと予言されたイベルタルを倒し、アイラと結婚するためジャンはイベルタル討伐を決意しますが、旅立とうとしたまさにその時、イベルタルが現れてアイラと街を石にしてしまいます。
いきなりラスボス登場というこの急展開がまさに神話!って感じです。
予言者のマジカはどうやらゴジカの先祖っぽいですね。
ゴーゴートに乗るジャンはもののけ姫のアシタカっぽかったです。(ゼルネアスがシシ神様に似てると言われてるのもあって)
まったく効いてないとはいえ、ポケモンに向かって矢(武器)を放つというのは、いつもならありえないことですね。

一帯を破壊しつくしたイベルタルは、繭になって眠りにつきました。
その場所がどこかの水中だったので、ディアンシーに繋がるのかな~と。
この時以来眠っていたイベルタルをあの騒動で起こしちゃったという感じでしょうか。

ジャンは唯一アイラを元に戻せるかもしれないゼルネアスを探して旅に出ます。
長い間旅を続け、若者だったジャンはおじさんに。
そして、ゼルネアスの力を独占しようとしたとある小国の城主に出会います。
ゼルネアスが奪われたために近くの森は枯れ、力を発揮しないゼルネアスに苛立った城主は木の状態のゼルネアスに火を放ちます。
ここもポケモンにしてはエグい描写ですね~。
人間のエゴと博士は語りますが、フラダリも人間のこういう部分を見たからあの計画を実行したんだろうと考えていました。
伝説の中でさえそういう部分は変わらないという、なかなかにシビアな話です。
止めに入ったジャンも、伝説のポケモンを傷つけると災いが起こるからという理由で行動しただけで、特にポケモンを思いやるという雰囲気ではなかったですし…。
そもそもイベルタルを殺そうとしてたもんなぁ。

すると、ジガルデが現れて城は壊され、ゼルネアスも助かりました。
こんなころからプニちゃんはバランサーとして働き続けてきたのかと思うと、なんだか知られざる若かりし頃をのぞき見してしまったような不思議な気分です。
ジャンの前でゼルネアスは本来の姿に戻りますが、立ち去ってしまいます。

その後、故郷に帰ったジャンは辺りに緑が戻り始めているのを見て、この地を守っていくことにしました。
アイラを現在の位置に動かし、ジャンは体験したことを書き記しました。
それが今のカロス伝ということですね。
イベルタルの破壊は冬が来て春が来るというように廻っていく、自然のシステムの一部であるということが明かされます。
災いを及ぼすというのはごく一面的に見ただけであって、決して悪いポケモンではないということです。

ある時、干ばつが起きて緑が枯れてしまいますが、ゼルネアスが再び現れて大地は蘇ります。
でも、アイラは元には戻りませんでした。
それはもしかしたら、自分勝手だった人間への報いだったのかもしれません。
映画と同じゼルネアスであれば、あの時みんなが石化から戻れたのは、ゼルネアスがサトシやディアンシーのことを認めたからなのかも…。

博士の話はここで終わりますが、最後にジャンのその後が語られます。
おじいさんになったジャンが像の側にいるところをデデンネを連れたユリーカに似た女の子が見つけます。
この街も無事に再生し、人が戻ってきたんですね。
おそらくジャンは年老いたゴーゴートとともに、ここで最期を迎えたのでしょう。

なんやかんや異色の回でしたね~。
結局完全にハッピーエンドではないという…。
でも、ゲームではゼルネアスとイベルタルどちらかしかピックアップされないし、ジガルデにはほぼ言及なしなので、三匹の関係がよくわかってよかったと思います。

次回は特別編第二弾にして、ついにXY編本当に最後のお話です。
恒例の前シリーズのキャラ登場で、デントとシトロン、ユリーカがメイン。
デントが出てくるとなると、もう面白い予感しかしなくてワクワクしてます!
シトロンとユリーカのその後はパーティの中ではそこまで具体的ではなかったので、旅の後何をしているのかわかると嬉しいですね。
タイトルの「さいきょうのふたり」っていうのは、内容はよく知らないんですけど少し前にそんな洋画があったなぁなんて。
アイリスとセレナの出会いもいずれみたいですね~!
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重厚

神話に確かにありそうですね、今回のようなお話(これ関係は詳しくないですが)
ゼルネアスに火を放つとかは確かにえぐいところでしたね、エゴをここまでリアルにやるとは、冨岡さんが最後に残した生命のテーマは
また何か新しい1ページを残してくれたような気がしました。

スモッドさんへ

コメントありがとうございます!

アニポケの世界観の厳しい方の面も見られて、おもしろくかつ貴重な一話だったと思います。
評価をするのは人間の方で、ポケモン自体には善も悪もないというテーマがとてもしっかり表れていたと感じました。
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よだきち

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