アニメ「ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園」第6話「出会いの化学変化」

今回は、アニメハイキューの感想です。
原作の展開を踏まえて書いているところがありますので、アニメ派の方はお気をつけください。

試合の途中ですが、今回は三年生が入部したてのころの回想から始まります。
本来は青城戦の後に入っていたこのエピソード。
場所が移動しているのは、構成の都合や演出的意図などいろんな理由があると思いますが、カットではなくてよかったです。
本筋から少し外れてしまう話、伊達工の巻末エピソードは映画で補完されていましたが、青城の敗戦後の話もぜひやってほしいんですよね~!
あれはちょっと心にくるものがあるので…
前回負け惜しみ全開だった及川さんも、岩ちゃんとのあの帰り道の後だと思うとなんとも言えない気持ちになります。

入学したての三人は、声優さんの演技と相まって非常に初々しいですね~。
特に旭さん、多少身長はデカかったとはいえ、童顔でかわいい感じだったのがなぜあんなことに…
やっぱり一番の原因は髭だと思うんですよね…。
あの小豆色のダサい学校指定ジャージも久々に見たなぁ。

田代と黒川は結構印象的なキャラだっただけに、本編の方に出てきてほしいです。
特に上手かったのに周りをどこか諦めていた感のあった黒川、彼はなにを思って烏野のキャプテンをやっていたのかなど、気になることが地味にあったりするんですよね。
田代は烏野が春高出場を決めたなんて聞いたら、泣いて喜ぶ姿が容易に想像できます。

強豪だった学校がそうでなくなっていく様子ってなかなか想像できないものですが、なんとなくいつも通りに練習してても知らないうちにどこか閉塞感が漂うような、そんなものなんでしょうか。
毎年チームは変わっていくわけで、大きな変化はなくても少しずつゆっくりゆっくりなにかが変わっていって、気づいたときには大きな差になっているような感じなのかなぁ。
プロ野球のチームくらいしか思い浮かばなかったんですが、前の年に優勝とかいい成績でも、次のシーズンはなんでか成績が振るわないとかよくありますよね。
ああいうのって内部の人はどういう感覚なんだろう。

大地さんのボール拾いでもやれることがある!っていう気づきは、まんま本誌の方の日向でびっくりしました。
もうここで一回やってたのか~。
ほぼ独学なのにあそこまで守備がうまくなった大地さんと同じやり方なんだから、日向も今後レシーブ力がかなり上がることに期待できそうです。

大地さんたちに感化され、なんだかんだ士気が高まった当時のバレー部でしたが、結果は二回戦敗退。
これはだいたいの学校がそうというか、今まで烏野が下してきた高校と当時はまったく同じ立場だったんだよなぁと改めて思いました。
勝ちたいという気持ちは同じで、練習だってきっとよほどの強豪校でない限りはそんなに大きな差なんかなくて、だからやっぱり田代の言ったチャンスや運が多分に影響してくるものなんでしょうね。
つまり、三年にとって今の烏野はずっと待ち望んでいたチャンスが幸運にも訪れた状態で、だから死にもの狂いでつかみに行こうとしてるんだろうなぁ、と。
今までピックアップされてきた日向、影山やツッキーたちとはまた違う勝ちたい理由というか、単に勝利を求めるプラスアルファの思いがあるんだと思います。
それは三年という時間の長さからくる思いだったり、無念に敗退していった先輩たちへの気持ちであったり…。

さて、試合の方はお互い20点台に乗っても一進一退の攻防が続いています。
日向の勢いは白鳥沢のギャラリーにも恐れられるまでになってました。
それに負けるなと山口に言われて、いつも以上に不機嫌さ丸出しだったツッキーは図星だったのか、疲れでイライラしてるのか…。
そしてぶっつけの一人時間差!
これで一人時間差を使う曲者集団の中に、見事ツッキーも仲間入りを果たしたわけです(笑)
しかも、この一発でまんまと出し抜かれた川西と前に一人時間差を止められた意趣返しみたいになった天童と、白鳥沢のブロッカー二人を一度に挑発するといういやらしさ…!さすがツッキー!
さりげなく山口のサーブターンに決めてますし、いろいろとナイスです。

しかし、ここで影山のスタミナが切れ始めました。
日向の運動量ばかりが注目されてましたが、実際消耗してたのはこっち。
こんな時ばかりは、ツッキーも多少励ますようなこと言ってます。
影山はIHの青城戦でもそうだったように、周りに助けを求めず自滅していく傾向があるので、調子を崩したときは結構心配になります。普段の安定感は大したものなんですけど…。
絶対キツイとか無理とか言わないですからね。

とはいえ、天童の問いに答える影山は日向に似た凄みがあったというか…。
妖怪みたいという意見には完全に同意です。
憧れるとか感心するのとは違う、わからない主人公特有の考え方というか感覚。
共感できる描写が多くありながらも、ハイキューのジャンプ漫画的要素はこのあたりだなぁと思ってます。
むしろ天童なんかは、言動には癖があっても考え方やバックボーンは理解できるところが多いんですよね。

間の悪いことにデュースに突入し、またしても譲らぬ点の獲りあいに。
天童とツッキーはもうゲス顔担当みたいになってる(笑)
ウシワカのサーブがネットインして、マッチポイント。
絶体絶命で、背後まで地面が崩れてくるような状況でも動じない大地さん。
もしかするとその覚悟を強調するために、回想を今回の冒頭に持ってきたのかも…。

ギリギリでノヤっさんがボールを拾い、打ち返されたスパイクを影山とツッキーが衝突しながらこれまたギリギリでブロック。
まさに首の皮一枚。
そして、回想でぼろくそに言っていたヤジのおじさんがここで初めて素直な応援の言葉を。
ヤジはたまったもんじゃないですけど、でもおじさんなりに悔しい思いをこれまでの烏野メンバーと共有していたわけです。
大地さんたちの中にあったおじさんへのわだかまりも、多少は解消されたのかな?

ここで日向がイン。
影山にとっては心強くもあり、厄介でもある相手。奇妙な話ですが(笑)
ただ日向がいるからこそ余計に、手を抜いたり無様なプレーはできないと奮起しそうでもあります。
そして、今回は日向の培ってきたものが影山を助ける結果になりました。
タイトル的に考えると、これも烏養さんと出会ったことで日向に起きた化学変化といえるかもしれません。

そして、勝負は最終セットへ。
ここからが本番という気もしますが、いったい決着まであとどれくらいの話数なのか…。
今期どこまで進むのかずっと気になってます。
そういえば、今回は脚本が監督さんご本人でした。
多分珍しい…と思います。ハイキューの脚本はシリーズ構成の方が担当されてるときが多いので。
今回の話は監督さん的に思い入れがあったのかもしれません。
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先日、烏養繋心役の田中一成さんの後任である声優さんが、9話から江川央生さんだと発表されましたね。

そして私、ものすこい勝手な勘違いをしていた事に気付きました…。
今まで通り三期も、てっきり2クールだと思っていたのですが。
今回は1クール・10話の予定だったんですね…

ハイキューアニメ版のTwitterで、烏養くんの後任の書き込みがあったのですが。
『田中さん、残り2話だったのに…』
的なコメントをよせてた方がいて。
えっ?!…と思って調べたら!!
私は『アニメイズム Wikipedia』で調べた時に、1クールだと見つけて…。

今回も今まで同様2クールだと思ってたので、なんだか展開が早いなぁとは思っていましたが。
1クールだから原作を詰め込んだ形になったのか…と。
ちょっとショックというが、残念というか…。
1人でプチパニック状態でした(笑)
勝手に勘違いした自分が悪いんですけどね。


今回のアニメ。
大地さん達が1年だった頃の、初々しさ溢れた時代の回想。そして野次おじさん。
私、ちょっと泣きそうになりました。


原作だと回想があって、そのあとに野次のおじさんが決勝の観戦に来ていたので、おじさんのやな感じが強調されていて。
でも、最終的には純粋に烏野のバレーが好きなんだ…と個人的には思ってましたが。

アニメでは過去の春高出場という栄光があり、落ちた強豪になり、今の状況を見て、理解したうえで思いを込めた大声での声援。


原作のあるアニメの場合。
多少のカットや話が前後しても、大筋が変わらなければ確かに問題はないと思います。
時間や話の都合上、仕方ない場合もあるでしょうから。

ただ、今回は回想を前後したなりの良さがあったかな…と思えて、個人的に満足しちゃいました。

大地さんファンですさんへ

コメントありがとうございます!

江川さんについてはどんな役をされていたのか調べたのですが、かろうじて声がわかるのがナルトのキラービーくらいしかなく、それもかなり特徴的なしゃべり方のキャラなのでどんな演技をされるのかあまり想像がついていない状態です。

やっぱり今期は1クールなんですね。
調べたわけではないんですけど、副題があれなのでもしやと思っていたのですが…。
放送期間が短いのは残念ですが、もしかして春高前のこの時期に放送するためにそうせざるをえなかったのかも…と勝手に想像しています(笑)
二期からそんなに時間が経ってませんしね。
春高編ももう少し原作が溜まってからゆっくりやってくれればと思います。

アニメだと原作より話がひとまとまりになっているので、本誌でこま切れで読んでいた内容が整理しやすいですよね。
だから、この話はツッキー中心、白布中心とか、今回だったら大地さんを中心に烏野三年生、そしてずっとそれを見続けてきたヤジのおじさんという前の烏野を知る人々の回というように個別に焦点を当てた展開ができるんだと思ってます。
より視聴者に伝わりやすい話のまとめ方が工夫されているというか…。

本誌の感想と同じことを書いていてはあんまりおもしろくないかなと思うので、アニメの方ではできるだけアニメならではの表現とかを取り上げるようにしようと考えていて、そのあたりは最近気にするようになりました。
きちんとくみ取れているかはまだ自信がないですが…(汗)

ハイキューについての、よださんの感想。
アニメと原作それぞれを感想にしてくれると、ちょつとした違いでも読んでるほうとしてはありがたいです。

というのも私、ハイキューの内容は気にしていますが…。
監督や脚本家など制作側はあまり気にしないどころか、ひどい言い方をすれば興味なくスルーしていたんです。

さすがに、声優さんはセリフがあるので耳に入ってくるし、聞き覚えある声や見覚えがある名前だと『あれっ?』と思いますが…。

なので、よださんがアニメで気づいた事、書いてくれると単純な私は『おおっ!!』となり、助かります。

大地さんファンですさんへ

声優さんはよく名前を聞いたりするので覚えますけど、制作スタッフは普通気にしませんよね~。
私ももともと全然考えていなかったのですが、ポケモン関連で脚本や演出を詳しく分析してる方がいて、そのお話が興味深かったことから少しクレジットを見るようになったんです。
ポケモンのアニメは原作のないオリジナルなので、脚本家さんの個性や得意分野が意識して見るとなんとなくわかったりするんです。
そういう面を知ると、ハイキューは原作ありきのストーリーなんですけど、アニメにする過程で別の人が関わるわけですからアニメなりの意図があるんじゃないかな~と少し考えつつ見るようになったというか…。
専門的なことはわからないので気になったという程度の話なのですが。
あくまでそうかも…?ってくらいの話なので、軽く見てくだされば!(笑)
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