アニメ「ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校」第8話「嫌な男」

今回は、アニメハイキューの感想です。
原作を踏まえたうえで書いているので、アニメ派の方はお気をつけください。

コミックスの最新刊が発売されましたね~。
私は発売日をころっと忘れていて、買い逃してしまいました(泣)
明日行かねば!
週刊連載だと刊行ペースがやはりとても早く感じるというか…定期的に買っている漫画はそこまでないのですが、ハイキューはかなり早く次が出るなぁと改めて感じるときが結構あります。
年一くらいでしか出ない漫画もざらですからね~。
次をすぐ読めるのはいいことですが、先生には無理をしないでほしいなぁと思うばかりです。

さて、本編です。
ツッキーの離脱、天童のどシャットで勢いを完全に止められてしまった烏野。
でも、スガさんの「次もやるから」発言。
これが後々効いてきます。
及川さんや影山に影響…ですよね~。
及川さんの言う通り、試合中は全然爽やかじゃない。
というか、別に普段もそんなに爽やかじゃないような…?
親しみやすさはあるけど…。

ブロックされた旭さんのスパイクに、日向は顔面でレシーブ。
鼻血が出ないようにとっさに頬で受けて、その後攻撃に参加するときは、セッターがスガさんであることを踏まえて適した入り方をする。
多分数秒の間で、これだけ判断ができるようになっていることに感心します。
考えるより先に身体が動く、という表現はよく使われますが、たとえいちいち認識していなくても、どう動けばいいか判断なされ身体に命令が送られているというプロセスを経ているわけですから、処理できる能力が上がっているということなんですよね。
あの一瞬でボールが見えるということも、日向の才能なんですけどね。

そして、ボールをあえてずらして受けた理由。
「鼻血が出たらベンチ下げられるから」
これにウシワカは嫌悪感を抱くわけです。
今まで出会った小柄選手とは、やってくることが全然違うからか。
それとも、そこまで必死に試合に出て、勝利をつかみとろうという意志を見せてくるからか。
いずれにせよ、ウシワカの潜在意識的なものが日向に負けるかも、と警告を出しているのを感じ取っているから、という気がします。
優れた知性を感じないっていうのは、ちょっとひどいと思うけど(笑)

ブロックフォローがいてくれないと怖いという感覚は、私にはよくわからないので新鮮でした。
スパイカーがブロックに捕まって嫌だというのはわかるのですが、そもそもブロックへの対策(かわすとか吹っ飛ばすとか)は、スパイカーが各々でやるもんだと認識していたからだと思います。
ブロックフォローというものをハイキュー読むまで知らなかったし、意識が薄かったというか…。
ブロックフォローがいてくれたら安心するっていうのは、結局のところ仲間を頼りにしているということで、一人では絶対成り立たないバレーという競技らしい感覚だなぁと思うのです。

さっきのスガさんの発言は、見事ハマって天童をブロックに跳ばせないことに成功。
モノローグがいつものおどけた口調じゃなくて、固い感じだったことに天童の苛立ちというかいつもの余裕を失っていることを感じます。
その後の鷲匠監督の言葉がすごく好きです。
天童の唯一絶対のアイデンティティを認めている、期待しているとストレートに伝えているのです。
怒りながらなんですけど、こんなこと言われたら頑張らずにはいられないだろうなぁ。

スガさんと交代で影山が復活。
勢いのあるサーブから、ファーストタッチ即セットアップの速攻でいきなり得点。
相変わらずとんでもない…地道に頑張る凡人スガさんのターンから一気に漫画チックに戻りますね(笑)
打ち合わせ全然してない感じとかね。

ピンサーで出てくる瀬見。
後輩に実力では勝っているのに正セッターになれない悔しさは、いったいどれだけのものなんだろうと彼を見るたびいつも考えます。
天童とは逆、ただチームの方針と合わなかっただけで、セッターとしては優れているのに評価してもらえない。
きっととんでもない努力をしてセッターの腕を磨いてきただろうに、「サーブだけは…」なんて言っているのを聞くとなんとも…。
こんなことを言うのはよくないのかもしれませんが、本当に不運でかわいそうな選手だと思います。
その一番の原因はウシワカなんですけど、三年か六年か、とにかく長いこと付き合ってきて一緒にお昼食べたり、瀬見はウシワカを決して嫌ってはいないはずです。
でも、白鳥沢のエースがウシワカであるせいで、瀬見は正セッターになれない。
嫌になるくらいシビアな世界だよな…と思うばかりです。
まだ高校生なのにな…勝ちにこだわるっていうのはそういうことなんですよね。

点差をつけられ焦る烏養くん。
選手を意気消沈させてはならないと、応援席は冴子さんの号令一下、応援に熱が入ります。
教頭先生はなぜズラを…。
まあ公然の秘密みたいなので、そこまで影響はないだろうけど(笑)

でも、それをあっさりかき消す白鳥沢の校歌。
人数と応援の慣れ方が全然違います。
強豪校ってこういうのを言うんだと、バレーの実力とは別の部分でもまざまざと見せつけられます。
弱小公立対強豪私立という構図がますます印象的に…。

実際もこういうことありそうですよね~。
今年の甲子園でどこかの学校の吹奏楽部は、コンクールを蹴って応援に来たらしくて賛否が割れるみたいなことがありましたけど、スポーツに力を入れてる学校はサポートする体制がそもそも普通の学校とは違いそうです。
妹の高校は逆に吹奏楽部が強くて、運動部の地方大会などには来てくれず…みたいなことがあったようですが(笑)

その沈みかけた空気を代えた日向の超至近距離レシーブ。
烏養くんの言い方が本気で驚いた!という感じでちょっと笑いました。
この日向のプレーに、ウシワカだけでなく鷲匠監督も苦々しい表情。

烏野はピンサーで山口を投入。
打つコースを考えてるデフォルメのイラストから、投げ上げたボールを使ってシーンが切り替わるところ。
サーブの躍動感、勢いが伝わって来て、おお!となりました。

ここで、五色の調子に変化が。
日向に意識を乱されるウシワカの様子やブロックがファウルを取られたことなどが重なった結果でしょう。
長期戦での心の乱れがまず現れるのが一年生というのがリアルですね~。
日向、山口、五色の一年生のそれぞれのプレイとその影響が交錯するターンという気がします。

ウシワカの思わぬ発言であっさり五色は立ち直ってしまうのですが。
先輩的な発言かと言えばそうではなくて、(ウシワカが後輩のために言葉を選ぶとか想像できませんしね)ただ一人の凄い選手が認めたことの重みとか、そういう意味がこの発言にはあったんだと思います。
これも独特な関係ですよね。
先輩としてのフォローは、大平や天童がきちんとしてるのでそこも抜かりない。うまくできてます。

マッチポイントからデュースに突入。
ここで鷲匠監督の過去に。
選手時代、小柄な体格のせいでまともに試合に出られなかった鷲匠監督。
かつての自分と重なる日向。
手に入るはずのない力にそれでも憧れたか、挑もうとしたかが二人の違いでした。
でも、監督は果敢に小さくても戦おうとしている日向に、やっぱり憧れてしまうからこそ気になって、気に入らないんだと思います。

今回のタイトル「嫌な男」。
誰が誰にとって嫌な男なのか、いろいろありましたね~。
ウシワカと鷲匠監督に対する日向。
天童に対するスガさん。
白布に対する影山。
ウシワカと五色、ウシワカと白布に対する瀬見など、「嫌な」とは言い切れないかもしれないですが、片方が複雑な感情を抱いている組み合わせはいろいろあります。

共通しているのは、どれも自分にないものを持っているから、そしてもっと上へ行こうという気持ちがあるからこそ、嫌だと感じるということだと思います。
あとは、相手を強いと認めたうえでの危機感。
なんというか、マイナスな「嫌」ではないというか…。
よくわからない表現になってますけど(汗)
競い合うっていうのはそういうことなのかなぁと思います。
自分にないものを持っている人は、尊敬すべきなのかもだけど、うらやましい、妬ましいとどうしても思ってしまう。
それがレベルアップする力になるのかも。

ギリギリのラリーが続いて、絶対にボールを落とすまいとする烏野をねじ伏せようとトスを上げる白布が印象的でした。
彼らしくない感情がかなり表に出た表情だったので。
切羽詰まった状況になると本心が出やすくなるんだなぁと思ったり。
白布がとんでもなく負けん気が強いことはわかってるので、敵に回したくないなっていうのが正直な感想です(笑)

再びマッチポイント。
烏野は満身創痍でボールを返すのがやっとという状況で、ついにあの台詞が。
これが田中さん演じる烏養くんの最後の台詞になったんだと思うと、感動と寂しさと…なんとも言えない気持ちになるばかりです。
でも確実に言えることは、田中さんが演じてくださったこの台詞を聞くことができて本当によかったということです。
田中さん演じる烏養くんの烏野バレー部への最後の言葉のように思えて、これで新しい烏養くんへバトンタッチというのは図らずもこれ以上ないドラマチックさを感じずにはいられないのです。

そして、このタイミングでツッキーが帰ってきます!
本当になんというタイミング、もう主役だよ…!

EDクレジットでわかったのですが、この回の脚本と絵コンテは監督が自ら担当されていたということで、ものすごく気合が入った回だったんだなぁと驚きました。
脚本を監督が書くというのは、多分あんまりないはずです。
爽快なすごいプレーが連発されるような回ではなく、日向とウシワカと鷲匠監督と烏養くんと、試合を織りなす選手と指導者の思いが交錯する回に特に力を入れてくるというのがハイキューらしいというか。
なぜ、どんな思いでバレーをやるのか、というのがハイキューの(少なくとも監督の)伝えたいテーマなんだろうと感じました。

いよいよ決着はすぐそこに迫ってきています。
もちろん結果は知っているんですが、アニメハイキューがどういうところ終わり方をするのか、見たいけど見たくない気持ちがどんどん高まってます。
というか、もう少し展開を引っ張るかと思ったのですが案外残り話数が多い。
原作どこまで消化するんだろう。
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よださんがこの書き込みを読んでる頃には、ハイキュー最新刊を購入してるでしょうか?

私は発売当日に本屋で入手しましたが…。
本屋だと、新刊は目立つ場所に置いてると思いますが。
一瞬、ハイキューを見つけられずに『んっ?』と思ったら、台が増設された場所にハイキューだけが置いてあり。
何冊か積み重なっていて、それが縦横8列づつ置いてあったので(笑)
今回、発売された新刊の中では一押しだったんでしょうが…
あまりの扱いの大きさに笑うまでいきませんが、なんだか変な感じでした。

ちなみに以前、コミックスの発売する間隔についてワンピースの作者が『2ヶ月→2ヶ月→3ヶ月』ってペースで発売と、読者の質問に答えていた気がします。
もちろんタイミングが、色々な事情でずれる事は多々あるでしょうし。
ハイキューみたいにアニメ化になると、放送開始と合わせて発売する事もあるみたいですしね。

しかし、日向が自転車で立ちこぎする時のモデルがいたとの事ですが。
この番組を見ている私は、吹き出してしまいました。

本編ですが。
ハイキューってアニメになった時、アニメ1話に原作の数話分が入っていて。
原作の数話分の中から、タイトルが選ばれていますが私は以前、タイトルをあまり気にしていなかったんです。
原作のがそのまま使われているなぁ、とか。
選ばれたタイトルが今回のメインになる…くらいにしか考えてなかったんですね。

ただ、今回でいう『嫌な男』
もちろん一番は、ウシワカから日向に対する意味でしょうが。
それ以外の関係性なんかにも、含みを感じられますよね。
タイトルによって、解釈が変わるわけではないですが。
微妙なニュアンスが、良い意味で変わって新しい発見です。


それと、今回で田中一成さんが最後になってしまいましたね。
田中さんの訃報があって。
それから日付が変わった深夜2時過ぎに、宮城で1話の放送だったので。
放送が始まって嬉しい。
でも田中さんが…
この声をいつまで聴けるんだろう…と複雑な気持ちで視聴だったのですが。

まさか、あの『下を向くんじゃねぇ』を聴けるとは。
確かに田中さんの声で聴きたいと思いつつ、無理かなと思っていたので。


アニメは残すところ、あと2話。
よださん同様、原作で結果を知ってますが。
三期はどうやって締めくくるんでしょうか?
気になりますね。

大地さんファンですさんへ

コメントありがとうございます!

最新刊買いました~!
私も例の番組ちょこちょこ見てるので、モデルの件はちょっと信じられなかったです。
あのシーンを見る目が変わりそう…(笑)
どうでもいい話ですが、聞くところによるとあの方の本職は将棋だそうです。
そこにもびっくり。

田中さんが今回が最後になってしまったことは本当に名残惜しいです。
でも、この試合一番といって過言ではないあの台詞を最後の最後に聞けて、どう言えばいいのかわかりませんが田中さんの烏養くんを見届けた、という気持ちになりました。
新しい気持ちで声の交代した烏養くんを迎えられる心の準備ができたような…。

シリーズの終わりをどう締めるかは、毎度気にしているところです。
オリジナルシーンが入るとしたらどうまとめるのか、先の展開を示唆するサービスカット的なものがあるのかなどなど…
最後のお楽しみとして期待を持って待ちたいです!
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よだきち

Author:よだきち
よだきちといいます。好きなこと、ものについて気ままに書いていきたいと思っています。更新頻度は気まぐれです。
ツイッターを始めました。
アカウントは@yodakichi0151です。

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